スーパーファミコン版「アウター・ワールド」は、1992年11月27日にビクターエンタテインメントから発売されたアクションアドベンチャーゲームです。フランスのゲームデザイナー、エリック・シャイが開発した「Another World」の日本版で、北米では「Out of This World」のタイトルで知られています。物語は、科学者レスター・ナイト・チェイキンが粒子加速実験中の落雷事故により異世界へ飛ばされるところから始まります。プレイヤーは言葉の通じない異世界で、ポリゴンで描かれた映像と音楽演出のみを頼りに、様々な危機を乗り越えていきます。本作は、テキストやヒント、体力ゲージなどのUI表示が一切なく、ステージ構成や背景を観察して謎を解くことが求められます。主人公は非力で、自動進行する場面展開に合わせてタイミング良くボタンを押すアクションも存在するため、極めて高い難易度を誇ります。しかし、その革新的な演出とSF映画のような展開、そして2Dポリゴンによる滑らかなアニメーションは、当時としては画期的な体験を提供しました。